イベント・レポート

第1回青森県将棋まつり

年月日:1999年10月16日(土)、17(日)

場所:青森市文化会館

リポータ:中倉レポーター e-mail : Takayuki_Fuziwara.KGK@nts.ricoh.co.jp


こんにちは。私は中倉姉妹限定イベントレポーターのF原です。

今回は、去る10/16、17に青森で行われた「第1回青森将棋祭り」の様子を中倉ファンのあなただけにお伝えします(^^)。

このたび青森県将棋連盟発足35周年と青森テレビ開局30周年という節目を迎えこのようなイベントを企画されたようです。中心になって運営にあたったのは中大OBの奈良岡さんです。

参加棋士は中倉彰子女流2級をはじめ佐藤康光名人、森内俊之八段、中村修八段、地元弘前出身の行方六段、フリーアナウンサーの中村雅子さん(中村八段夫人)という豪華メンバーです。

ちなみに中村夫人は地元青森市の出身です。

〇10/16(土)前夜祭

 青森市内のホテル青森にて行われ、青森県知事をはじめ青森市長、青森銀行頭取ほか地元の名士がずらっと並ぶ中、招待プロ棋士を交えてのトークや写真撮影、クイズなどで盛り上がりました。

私も早速彰子嬢の所へご挨拶に参りまして写真を撮らせてもらいました(^^)。テレビでみるよりも一段とキャワイイです。

しかしちょっと残念なニュースですが彰子嬢はスケジュールの都合で冬合宿は参加が難しいとのことでした(しくしく)。

参加棋士の紹介を中村夫人がやったのですがその一部を。

 夫人「それではちょっとやりにくいんですが、中村八段にうかがいます。明日のイベントについて何かありますか?」

 修 「我々は大丈夫ですが明日の司会者(夫人)が心配ですね」

 夫人「はあ?」

 修 「でも皆さん何か不手際があっても彼女の美貌にめんじて許してやってください。」

 夫人「(照れ照れ)」

などなど楽しいトークが続きました。

 

〇10/17(日)青森県将棋まつり

 会場は青森市文化会館の4F、5Fで行われました。

構成は3部構成で

  第1部 席上対局 中倉彰子女流2級VS三浦アマ3段

  第2部 目隠し対局 森内八段VS中村八段

      ちょっと気楽にトークショー

  第3部 席上対局 佐藤名人VS行方六段

第1部の席上対局の相手は地元青森銀行の頭取です。対局場のすぐ横では佐藤名人と地元アマの中戸氏による大盤解説が行われました。戦形は相矢倉へと進みますが、このおっさ・・ いや頭取さんが佐藤名人の解説を聞いてからそのとうりに指して行くというズルイ手を使い徐々に有利になってゆきます。

いくら彰子嬢でも、佐藤名人が相手ではさすがに勝てず無念の投了となりました。まあ地元のアマに花を持たせたというところでしょうね。

 彰子「うまく指されました。でも前夜祭のときは初段くらいと伺ったんですけれども・・。」とちょっぴりくやしそうでした。

第2部は目隠し対局で大熱戦の末、森内が勝ったらしいです。(私は外へ昼メシを食いにいっていたので見られなかった)

  中休みということで招待棋士によるトークショーが行われました。

  棋士5人を並べて中村夫人がインタビューするという形式で、それぞれの棋士の青森との関わり合いとか

  近況、趣味、好きなスポーツなどについて語ってもらうというものです。

  ここでも中村夫妻の会話が面白かったので一部紹介します。

夫人「中村八段は趣味はなんですか?」

修 「ええ私は最近奥さんの影響で宝塚にはまっています。」

夫人「でも最近は奥さんよりもはまっているようですが」

修 「あとはお馬さんが走るのを見るのが好きです。」

夫人「青森にはよく来られますか?」

修 「たまにです。青森の女性はきれいですねえ」

夫人「またあなたはどうしてそういう・・」

修 「別にあなたのことではありませんよ。あなたのお母さんのことです。」

夫人「(あせりまくり)」

などなどまるで夫婦漫才のようでとてもたのしかったです。その間にもちゃくちゃくと写真はとっています。

ちなみに同会場では「海の幸将棋まつり」と第してA、B、C、D、レディースにクラス分けして将棋大会が行われました。優勝賞品はなんとズワイガニ5Kg!。ちらっと参加しようかなと思ったのですが、会場がイベントとは別の階でやるときいて「それじゃあ彰子嬢がみられない!」ということでノータイムであきらめました。

ちなみにAクラスの優勝は古豪の嘉瀬松雄氏でした。

第3部の席上対局はつい先日行われたNHK杯と同じカードで、佐藤も名人の意地で続けて負けるわけにはいかないし、行方も地元ファンの前で勝っていい所をみせたいでしょう。対局は行方の先手で横歩取りに進み、佐藤が85飛に構えて最新形の戦いとなりました。

中村八段の軽妙な解説と彰子嬢の天然トークがファンの笑いをさそっていました。将棋は大熱戦の末、行方六段が勝ち非公式ながら名人に連勝です。強い!

こうして2日間にわたる中倉ファンの集いじゃなくて青森将棋まつりは盛会のうちに幕を閉じました。

この2日間青森はかなり冷え込み八甲田にも雪が降りましたが、帰りの高速(2時間)でも満足感でいっぱいで私の心はHOT、HOTでした。

まあ以上簡単ですがレポートさせてもらいました。これからも中倉姉妹が東北に来る時はできるだけ取材に行きたいとおもっております(^^)。

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